車社会のアメリカ。一部の都市部を除いて、どこへ行くにも車が欠かせない地域がほとんどです。日本の都市部で生活をされている方は、運転免許を持っていても日常的に運転をしない方も多いようで、いざ米国への赴任が決まり、車での生活をイメージされると不安に感じる方も多い印象です。免許証の取得には複数のステップがあり、時間もかかるため、ご赴任して住まいが決まり、ソーシャルセキュリティ番号を入手しましたら、なるべく早く運転免許証の申請をしましょう。車を運転する予定の無い方は、州が発行するState IDを取得されると日常生活でID提示の際に利用できるので便利です。
運転免許取得まで
米国で車を運転するには、州ごとに発行された運転免許証を取得する必要があります。日本からご持参される国際免許証は、ご取得までの一時的なものとなります。海外から転居される方だけではなく、他州の運転免許証を持っている方も、新しい生活拠点となる州が発行する運転免許への切り替えが必要です。引越しをしてから30日以内など一定期間内に取得するよう各州の陸運局のウェブサイトで明記されているので、なるべく早く取り掛かることが重要です。米国で初めて運転免許を取得する場合は、基本的に「視力検査」、「筆記試験」、「実技試験」の3つに合格すると無事に運転免許が発行されますが、各州によって細かい手順や予約方法が異なります。お住まいになられる州の陸運局のウェブサイトを参照しましょう。
筆記試験対策と実技試験対策
筆記試験は、州によっては試験の言語選択が可能で、日本語で受験可能な州もあります。ただし、各州が発行する運転マニュアルや筆記試験対策の練習問題などは英語で発行されており、日米での交通ルールも違うため、試験対策が必要です。
米国では、筆記試験に合格するとパーミット(仮免許証)が発行されます。パーミットを取得すると、その州が発行する運転免許の保持者(21歳以上)の同乗での路上練習が可能となります。実技試験対策については、運転初心者の方も日本で日常的に運転をされていた方にもお勧めなのが、ドライビングスクールです。実は、日本で長年運転歴があるベテランドライバーの方でも、交通ルールの違いにより実技試験でつまずいてしまうこともあります。ドライビングスクールのレッスンは、1時間~申込可能となり、エリアによってはご勤務先やご自宅まで迎えに来てくれることもあります。
実技試験では、保険付きの車の持ち込みと21歳以上のその州の運転免許保持者の同行が必要です。ドライビングスクールでは、実技試験の車の貸し出しとインストラクターの同行プランも用意されています。料金も比較的お手頃ですので、ドライビングスクールを利用されると路上練習だけでなく、実技試験当日のアレンジなども心強いです。
TWIアシストでは、お住まいの州の自動車免許取得方法のご案内からそのエリアのドライビングスクールのご紹介もいたします。